• 2017.8.16
  • 和装

和装花嫁さん必見!和装小物特集

和装花嫁さん必見!和装小物特集

和装を着たいとお考えの花嫁様にぜひ知って頂きたいのが、実は身に付ける和装小物には意味があるということ。結婚式で和装を着るのであればぜひ知ってほしいことがたくさんあります♡これを知れば当日の和装がより特別なものになること間違いなしです。今回は、和装小物についてとことんご紹介致します!

和装を着るなら知っておくべき、花嫁和装小物の種類と意味【その①:基本編】

ウェディングドレス

和装を着るのに必要な物は、着物はもちろんですが、「帯・襦袢・花嫁和装小物」がベースになります。
打掛・白無垢を着る場合には、これに加えて「掛下着」と呼ばれる引き振袖のような着物を着る必要があります。

花嫁和装小物というのは、昔の花嫁様が身に付けていたものを簡略化したものになります。
和装を着るとなると、ウェディングドレス同様様々な小物を身に付けなくてなりません。洋装小物一つ一つに意味があるように、花嫁和装小物にもちゃんと意味が込められています。
せっかくの和装を着るのでしたら、その小物たち一つ一つの意味をちゃんと理解した上で身に付けると、衣裳がより特別なものに感じられますよ◎

【和装を着るのに必要な物】
・打掛or引振袖
・掛下着(打掛・白無垢の時に必要。白地が主流ですが、色味の入っている物もあるので和装に合わせてコーディネートが楽しめます)
・帯
・襦袢
・草履
・花嫁和装小物…懐剣、筥迫、帯揚げ、帯締め、抱え帯、末広(扇子)
・飾り襟(重ね襟)…※必須ではありません。

和装を着るなら知っておくべき、花嫁和装小物の種類と意味【その②:懐剣・筥迫+飾り襟編】

先ほどお話した「花嫁和装小物」についてですが、文字だけ見ると「??」になってしまう方も多いのではないでしょうか。
お恥ずかしい話、私自身もこの業界で働く前は和装に関する知識は皆無でしたので、これらの存在を知ったのは和装に触れるようになってからでした。

「花嫁和装小物」は全部で6種類ありますので、写真に合わせてご紹介致しますね。
ここでは、「懐剣」「筥迫」に加えて、「飾り襟」についてご説明致します。

【花嫁和装小物】
① 懐剣(かいけん):写真左胸に刺さっている赤い縦長の物。
⇒護身用の短剣のことで、別名「守り刀」とも呼ばれています。「自分の身は自分で守ります」という意味になります。
昔のお嫁さんは、”家を守ること” が仕事でもありましたので、旦那様が留守の場合に万が一何かが起きたとしても大丈夫、という意味が込められていたといわれています。

② 筥迫(はこせこ):写真襟の重なっているところに入っている横向きの長方形の物。
⇒昔の紙入れとして使われたいたもので現代でいうと化粧直しポーチのような物になります。女性の身だしなみを整えるために必要な物でした。
筥迫には「香袋(かおりぶくろ)」と呼ばれる3,4センチほどの小さな巾着が付いていて、昔はそれを香水変わりとして使っていました。

①,②同様、お揃いの刺繍が施されていることが多く、打掛や引き振袖を着ると表に出てくる部分になりますので、和装に合わせて好みの刺繍や色を選んでコーディネートを楽しむことが出来ます。

【番外編】
▽飾り襟:首元に一番近い赤い花の刺繍がある襟部分のこと。
半襟・重ね襟とも呼ばれます。「花嫁和装小物」ではありませんので和装を着る際に必須になるものではありません。
あくまでも首元を華やかにするアイテムとして使用しているデザイン性の物ですので、和装のコーディネートをより楽しみたい方におすすめのアイテムになります。
こちらの飾り襟は、色味の強い襟を合わせていますが、中には金糸や淡い色の刺繍でデザインされた襟もありますので、ご自身の好みに合わせて選んでみてくださいね。

和装を着るなら知っておくべき、花嫁和装小物の種類と意味【その③:帯揚げ・帯締め・抱え帯・末広編】

続いて「花嫁和装小物」の残りの4種類についてご説明致します。

【花嫁和装小物】
③ 帯揚げ(おびあげ):帯に巻かれている一番上の物。
鹿の子絞り(かのこしぼり)と呼ばれる手法で作られた帯揚げは、「子宝に恵まれますように」「子孫繁栄」という意味が込められています。

④ 帯締め(おびじめ):帯に巻かれている真ん中の丸い紐の物。
中には綿が詰められていて、ぷっくりとした装飾になっています。別名、「丸ぐけ」とも呼ばれています。丸い紐の形をしているため終わりがなく「永遠に幸せが続く」という意味が込められています。指輪の丸い意味と同じですね。

⑤ 抱え帯(かかえおび):帯に巻かれている一番下の物。
着物で生活していた時には着物の袖が邪魔になることが多かったため、抱え帯を使って袖をたすき掛けし家事をしていたので女性の着物には必須の物でした。現在ではその名残として抱え帯が飾りとして使われています。

⑥ 末広(すえひろ)
扇子のことです。「末広がりの栄え・幸せ」という意味が込められています。
結婚式ではブーケの代わりに末広を手に持つことが多く、写真撮影の際にも手に持ちますがそれ以外は帯の間に入れておくことがほとんどです。最近では、結婚式向けに花をつけて華やかにアレンジした末広があります。


③~⑤は、引き振袖の場合は全面に出ますが、打掛・白無垢の場合ですと上に着物を羽織るため、あまり見えません。特に④.⑤はほとんど見えないと思います。
ですが、③~⑤も和装や帯の色味に合わせて色を変えるだけで雰囲気ががらっと変わりますので、ご自身の好みの小物を選んでくださいね。

和装を着るなら知っておくべき、花嫁和装小物の種類と意味【その④:髪飾り編】

ここからは和装で使う髪飾りについてご説明致します。

【白無垢】
▽綿帽子(わたぼうし):写真にある白い頭巾のような物。
元々は防寒具や埃除けなどに使われていたそうですが、のちに婚礼用の道具として使われるようになりました。「挙式が終わるまで、新郎以外の人へは顔を見せないようにするため」に使われており、洋装でいうベールと同じような役割を果たしていました。
※昔はお鬘(かつら)を被った上に綿帽子を被っていましたが、現在では和装×洋髪の人気が高く、洋髪でも綿帽子が被れるように改良されている物もあります。

【打掛・引き振袖】
▽角隠し(つのかくし):その③で紹介した写真の髪型のこと。
昔、女性は嫉妬や怒りによって角が出る=鬼になるといわれ、花嫁はその角を隠すために角隠しを使っていたと言われています。また、婚礼の場では「角を隠して夫に従順に従います」という意味も込められていたそうです。
角隠しは、「文金高島田(ぶんきんたかしまだ)」と呼ばれるお鬘を被り、その上に帯状の絹で出来た布を被っていました。お鬘にはべっ甲などの簪が使われており、現在ではプラチナ素材の物など様々な簪が選べるようになっています。

※現在は白無垢にも角隠しを合わせることが出来るので、お好みに合わせて髪飾りを選ぶことが出来ます。

【番外編】和装に合わせた末広以外の手に持つアイテム

従来の和装には「末広」を手に持つのが主流でしたが、現代では様々なアイテムを手に持つことでより華やかな和装スタイルを楽しめるようになりました。
末広に花をあしらった「扇子ブーケ」や、赤や紫が艶やかな「番傘(=和傘)」、丸い形が可愛らしい「和装ブーケ」、そしてドレスに合わせる洋装ブーケを和装にも合わせたりと、手元が華やかになるものが多くあります。
和装の柄・色に合わせて手に持つアイテムにもこだわってみるのも素敵ですね♡

いかがでしたでしょうか?花嫁和装小物は日本の結婚に対する昔からの想いが込められているものが多く、意味を知るとより特別なものに感じるものがたくさんあると思います。せっかくの和装を着るのでしたら、一つ一つに想いを込めて大切に和装を着てみるのも素敵ですよね^^ 小物の色味や柄も種類が豊富な物がたくさんありますので、和装に合わせて全体のコーディネートをぜひ楽しんでみてください♡

この記事を書いた人
ドレス大好き元ドレススタイリストの一児のママ。最近流行りのドレスチェックが趣味。
ドレスショップでスタイリストとして働いてたまるです。
試着から当日まで花嫁様のアドバイザーとして、ヘアスタイルやボディメイクのコツ、ウエディングアイテムの相談なんでも受けてました!
今は一児の母として子育て奮闘している毎日ですが、育児の合間に見る、プレ花嫁様達の流行りのドレスをチェックすることが大好きです。
今までの経験を生かして少しでも皆様のお力になれたらと思ってます♪

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