HISAKO TAKAYAMA × コンセプチュアル ウエディングドレス

花嫁の夢を叶えるウェディングドレスデザイナー

贅沢な生地使いや、洗練されたデザイン、美しいシルエットで人気急上昇中の『クチュールメゾン ヒサコタカヤマ』のデザイナー、高山尚子さん。オープン間もない銀座サロンにて、デザインのこだわりからインスピレーションの源まで、ウェディングドレスへのさまざまな思いを伺いました。

インタビュー

― ウェディングドレスの制作に携わるようになったキッカケは、どのようなものだったのですか?

高山 もともとは、祖父が制服などの生地を売る生地屋を営んでいて、父の代でフォーマルメーカーになりました。後にタキシードドレスを扱うことになり、ウエディングドレスを生産 企画販売するために母がウエディングドレス部門をスタートしました。

当時、私は小学生。学校から帰ると、職人さん達がビーズやパールをウエディングドレスに縫い付けていました。そのうち、自然と手伝うようになりました。どうしたらビーズを真っすぐに縫い付けられるか、教わりながらチクチク縫っていました。上手に仕上がるとみんながほめてくれて、それがとても嬉しかったです。

ときどき、ウエディングドレスを作る際に出る残布を使って、子供用のドレスを作って遊んでいました。服飾を本格的に学ぶ前のこの時代に、ウエディングドレスの基本的な縫い方や微妙な手加減などを、身体で覚えることができたように思います。

社会人としてデザインに携わり始めたのは20年前ごろ。ウエディングドレスというと、袖があるタイプが主流で肩や腕を出すデザインはまだあまりありませんでした。そこで、袖がないビスチェタイプのドレスを提案したところ、デザイン会議ではみんなに首をかしげられてしまいましたが、発表してみたら好評でした…!

― 多くの花嫁から支持されている『ヒサコタカヤマ』の、ブランドの強みを教えてください。

高山 花嫁の夢をできるだけ叶えたいので、難しい依頼でも、まず耳を傾けることから始めます。それができるのは、国内にアトリエがあり、優秀なスタッフに囲まれていて、パターンの種類を豊富に持っているからこそ。これらは親の代からの財産なので、本当に感謝しています。

メイドインジャパンにもこだわりたいと思っています。ウエストやバストラインなど、日本女性ならではの体型カバーのポイントがあるんですが、同じ日本人が手掛けるからこそ、細かに応えることができます。着たときに軽くて、2サイズほど細く見えて、上品で、より若く見える。そんな、花嫁さんの初々しさが際立つウエディングドレスを作っていきたいですね。

今までにも、お母様が着てらしたウエディングドレスのリフォームや、お母様が娘さんのために用意された生地を使ったオーダーなど、さまざまな依頼がありました。小物からトータルデザインすることもできます。お気に入りのアクセサリーからイメージしたウエディングドレスや、思い入れのある靴を生かした丈の短いウエディングドレスを制作したこともあります(新郎様が靴職人の方でした…)。

― 芸術的とも言われるデザインが大きな魅力ですが、発想はどこからくるのでしょうか?

高山 綺麗な景色、好きな香り、心地よい音楽、自然からもインスピレーションを得ています。

素材が好きというのも大きいと思います。生地に直接手を触れて、記事の特色をつかみ、イメージを膨らませます。自然界からのインスピレーションの場合は海のイメージ…、波が寄せるしぶきや、はじける泡。あじさいのイメージなら、雨上がりに花びらの上のしずくがきらきら輝く。イメージなどをウエディングドレスのデザインに表現しています。

― 生地の美しさもとても印象的ですね。どちらで購入されているんですか?

高山 世界のオートクチュールブランドも参加する大規模な展示会がパリで、国内では手に入らない生地を見つけることができ、自ら買い付けに行くことが、ブランドのオリジナリテリィにもつながる重要なことだと思っています。

また、日本の染めの技術は素晴らしいです。たとえば、富士山の水で染めあげる艶やかな色。同じシルクでも、シルクならではの深みや艶感が出せるんですよ。どうしたら顔映えがよくなるのか常に考え、肌のくすみをぱっと消すような、透明感のあるウエディングドレスを作りたいと思っています。

― ウエディングドレスデザインのテーマがあれば教えてください。

高山 プリーツ、花、ジュエリーの3つが大きなキーワードです。貝殻を表現した総プリーツのウエディングドレスや、生地を重ねてバラを立体的にデザインしたウエディングドレス、スワロフスキーをジュエリーに見立てたゴージャスなウエディングドレスなど、一着ずつにイメージとストーリーがあります。

― ウエディングドレスのコンセプトを会場装飾などのアイテムに生かして、結婚式をトータルコーディネートするのも素敵ですね。
「ヒサコタカヤマ」のウエディングドレスをこんな女性に着てほしい、という想いはありますか?

高山 自分に似合うドレスが見つからないと悩んでいる方には、一度サロンを訪れてもらいたいです。妥協せず、納得してウエディングドレスを着てほしいので、そのためにも、まずは相談から。一緒に考えていきましょう。

着たいウエディングドレスのイメージがわかない、似合うウエディングドレスが分からないという方は、何通りかのウエディングドレスを着てみてほしい。『体型別ウエディングドレスの選び方』といったマニュアルは、あまり気にしなくてもいいと私は思います。スタイルに限らず、自分が好きなもの、着たいと思うウエディングドレスに出会うことが一番です。ウエディングドレスに合わすのではなく。どうすればこのウエディングドレスを着こなせるのか?自分流を見つけ出しませんか?

オーダーの場合は、会場の床も確認します。絨毯とフローリングでは身体の沈み具合が違うので、一番美しく着こなせるラインを調整する様考えます。
夢を叶える魔法使いになりたいので、これからも、個々の好みやデザインをどんどん追求してきたいです。

― レンタルの場合も微調整は可能ですか?

高山 もちろんです。靴のヒールに合わせて丈を調節したり、一人ひとりに応じた細かな調整を行います。各ドレスに合わせたアクセサリーも用意していますし、小物も自由にアレンジしていただけます。

レンタルといってもプチオーダー感覚なので、こだわりを持っている、わがままな花嫁さんにこそ、ぜひ訪れてほしいですね。美しい身のこなしなどのアドバイスもあるので、自分らしく、素敵なウエディングドレスの着こなしを楽しんでいただけると思います。

― 最後にこれから結婚式を迎える花嫁へのメッセージをお願いします。

高山 結婚式の準備や緊張から、疲れている方が多いと感じます。人生の節目なので、いい加減には捉えてほしくないですが、頑張りすぎずに自分の夢を叶えてほしい。頑張っている貴女はえらい!そう思います。

無理しすぎず、自分だけに抱え込まず。やりたいことを叶えてください。周りの良いアドバイスをくれる方々に、少しお任せするのも良いと思います。人生最大のイベントの一つの結婚の日。たくさんの方々に、感謝の気持ちをつげ、そして、たくさんの方々に、感動と幸せをプレゼントしてあげてほしいのです。そう願っております。

クチュールメゾン ヒサコタカヤマ

couture maison Hisako Takayama

東京都中央区銀座 5-9-15 銀座清月堂ビル 3階
東京メトロ銀座線「銀座」駅 A5出口 徒歩3分

【営業時間】11:00~20:00(19:00最終受付 応相談)
【定休日】水曜日

ショップ詳細&MAP

人気デザイナー高山尚子氏が手掛けるサロンが、いよいよ銀座に進出

デザイナー自ら厳選した、世界中の多彩な質感や色味の素材を使用。サロンは完全予約制で、サロンスタッフはヘアメイクアップアーティストがウエディングドレスだけではなく、お二人のトータルコーディネイトをご提案させていただきます。